運動負荷心電図検査で疑陽性となった場合は、冠動脈疾患の診断や除外には至らず、冠動脈造影検査やCT検査でさらにはっきりさせる必要があることを意味する。 運動負荷心電図検査とは、運動強度を上げ、心臓への負荷を増加させ、心悸亢進虚血を誘発することで、冠動脈疾患の診断を補助する検査の一種である。 陽性となる基準は、運動中に典型的な狭心症が認められること、心電図上、水平または下向きの傾斜パターンで0.1mV以上のST上昇抑制が2分間持続することである。 陽性の疑いがあるということは、運動強度を増やしてもまだ陽性基準に達していないにもかかわらず、心電図上である程度の異常な変化を示していることを意味する。 この検査には一定の割合で偽陽性と偽陰性が存在するため、運動負荷心電図が陽性の疑いだけでは冠動脈疾患の診断基準や除外基準として用いることはできず、患者の症状や他の検査と組み合わせ、さらに必要に応じて冠動脈CTや血管造影検査を行い、冠動脈狭窄の有無を明らかにする必要がある。 明らかな狭窄が存在する場合は、積極的に治療すべきである。 前胸部に違和感がある場合は、早めに循環器科を受診し、関連する検査や臨床検査を改善し、医師の指示に従って治療することをお勧めする。