小児の痰のからまない空咳には有効な治療法はなく、咳の原因に応じた治療が必要である。 痰を伴わない空咳のある小児では、一般的に呼吸器感染症、アレルギー性咳嗽、気管支喘息、気管異物などの原因が考えられる。 1.呼吸器感染症:上気道感染症と下気道感染症があり、細菌感染症にはセフィキシムなどの抗菌薬が適用され、ウイルス感染症にはオセルタミビルなどの抗ウイルス薬が適用される(1歳以上に推奨)。 2.アレルギー性の咳:ロラタジン錠(2歳以上に推奨)などを医師の指導のもと使用する。 3.気管支喘息:医師の指導のもと、ブデソニド、サルブタモール・エアゾールなどが使用できる。 4.気管異物:ハイムリッヒ法、経気管支鏡下異物除去、経喉頭鏡下異物除去、胸腔鏡下異物除去などの方法で除去できる。 気管異物は緊急かつ重篤な疾患に属するので、直ちに病院に行って治療しなければならない。 咳は病気の症状に属し、どのような病気と判断することができないので、病院に行って、明確な診断で治療する必要があり、ただ無差別に薬を使用することはできません。