心に栄養を与え、心を落ち着かせる食べ物

食べ物だけでは、心を養い、心を落ち着かせる効果はない。 同じ薬効を持つ食べ物、例えば酸棗仁や蓮の実、また漢方薬の檜種仁などを使えば、心を養い、心を落ち着かせることができる。 酸棗仁は甘酸っぱくて平たい。 肝・胆・心の経絡に属する。 滋養強壮、精神安定、養心養肝、利水、発汗抑制などの作用があり、発汗過多、動悸(動悸が激しく、よく夢を見る)、不眠(落ち着きがなく、眠れない)、体液障害による口渇などに用いる。 固形邪だけでなく、ぬるぬるした下痢があり、副作用がはっきりしない場合は注意が必要である。 蓮の実は甘・渋・平。 脾、腎、心の経絡に属する。 心を養い精神を安定させ(心を養うことで精神を安定させる)、瀉痢を止め、脾を補い下痢を止め、腎を益し、収斂精を補い、瀉痢;脾の虚弱による下痢(脾の虚弱による下痢);漠然とした煩躁、不眠、動悸;腎の虚弱による精液漏出、頻尿、頻尿に用いる。 乾燥便、膨満感、腹部膨満感のある人には勧められず、副作用は明確でない。 キハダ樹皮は甘く平坦な性質。 心・腎・大腸経に属する。 心を養い精神を安定させ、発汗を止め、腸を潤し、腸を弛緩させる作用があり、便秘;陰血虚、動悸、不眠;陰虚、盗汗(入眠後異常に発汗し、起床後発汗が止まる)に用いる。 緩便(便が細く、形が整っていない)や痰が多い場合は注意が必要で、副作用は不明である。 症状がある場合は、遅滞や副作用を避けるため、自己判断で服用せず、専門医の指導のもとに服用すること。