息を吸って胸に痛みを感じることのどこが悪いのか?

吸気性胸痛は、胸壁神経筋組織病変、肺・胸膜腔病変、心疾患などにより誘発される吸気呼吸運動が侵害受容神経終末に作用し、疼痛を引き起こすものである。 1.胸壁神経筋組織病変 (1)機能性疾患:胸部呼吸筋の疲労や心臓神経症により、吸気時に左胸部痛を生じることがあるが、神経筋組織に器質的変化はない。 (2)神経炎症、肋軟骨炎、肋間神経炎、胸骨骨折、胸骨腫瘍などの胸骨病変も吸気時胸痛の原因となる。 2.肺・胸膜腔病変:肺感染症、肺癌、気胸、胸膜炎、胸膜中皮腫など、吸気時に胸骨後壁の胸膜を刺激して胸部巻き込み痛を引き起こす疾患。 3.心臓病:心膜炎、ウイルス性心筋炎などの病気が吸入時に心膜の壁層を刺激して胸痛を引き起こす。 吸入時に胸痛を感じる場合は、病院で診断と治療を受けることをお勧めします。