一般に、大腸内視鏡検査は身体に害を及ぼすことはない。 しかし、腸管癒着や腸ポリープのある患者、心不全などの重篤な心血管疾患や脳血管疾患のある患者など、一部の特殊な人々にとっては、腸管出血や穿孔を引き起こしたり、心筋梗塞などを誘発したりする可能性があります。 1.腸管出血:患者自身に腸管ポリープや血液系疾患(凝固機能異常、抗凝固薬服用など)がある場合、大腸内視鏡検査や生検を行う際に腸管出血などの合併症を引き起こす可能性がある。 2.腸管穿孔:腸管に癒着があったり、腹部手術などを受けたことがある場合、大腸内視鏡検査時に腸管穿孔を起こす可能性があります。 腸壁の完全性が損なわれ、腸内容物が腹腔内に溢れ出し、激しい腹痛、腹部膨満感、腹筋緊張などの症状を伴う局所性またはびまん性腹膜炎を起こすことがあり、重症の場合は感染性ショックに至ることもあります。 3.心血管・脳血管合併症:心筋梗塞、脳梗塞、脳出血など。 患者自身が心筋虚血などの心血管・脳血管疾患を有している場合、大腸内視鏡検査の過程で、痛みや膨満感などの腸管不快感による機械的刺激により、心負荷が増大し、心筋梗塞などの合併症を引き起こすことがある。