重度の低カルシウム血症になると、筋収縮力が弱くなり眼瞼下垂を起こすことがあるが、腹部膨満感、呼吸困難、運動不能など、重篤な全身症状を伴うこともある。 通常、カルシウム欠乏症で眼瞼下垂が起こることはないが、カルシウム欠乏症の主な危険性は骨の発育に影響を及ぼすことであり、小児でカルシウムが欠乏するとくる病が起こることがある。 低カルシウム血症が重症化すると、カルシウムイオンの不足により筋収縮力が低下し、眼瞼下垂の症状が現れ、消化器系の筋収縮力低下による腹部膨満感、呼吸困難による呼吸筋収縮力低下、通常の運動ができなくなることによる全身の骨格筋収縮力低下など、多くの全身症状を伴うことがある。 低カルシウム血症の患者は、速やかに医療機関を受診して状態を評価し、医師の指示に従うことが勧められる。