脾虚と脾湿の違いは主に原因と臨床症状の違いによるものである。 脾虚症候群は脾気の不足によるもので、脾湿症候群は主に脾虚湿邪によるものである。脾虚症候群も脾湿症候群も、腹部膨満感、食物摂取量の低下、緩便(便が細く形が整っていない)などの症状が見られ、脾湿症候群は頭重感(頭や手足が重い)、吐き気・嘔吐、手足の浮腫などの症状が見られる。 脾虚症候群とは、脾の気・運化・化調の不足を指し、臨床症状としては、食欲減退、消化不良、腹部膨満感、食後の増悪などがある。 臨床症状としては、減食、消化不良、腹部膨満感、食後の増悪、緩便、四肢の疲労感、息切れ、怠語(力がなく、話したくない)、黄色(色が黄色く、光沢がない)、体のやせなどがある。 脾虚湿証は、ほとんどが脾気虚(脾気の虚弱)に基づいて発症する。 脾気虚が水湿を運化することができないと、水湿が体に充満し、頭や体の眠気、吐き気や嘔吐、胸のつかえ、手足のむくみ・腫れなどの症状が現れる。 脾虚と脾湿は密接な関係があり、ともに腹部膨満感、少食、緩便などがみられ、脾湿は脾虚から発展して、頭や体の眠気、吐き気や嘔吐、胸の張りやふくらみ(胃の膨満感や不快感)、手足のむくみなどがみられます。 上記のような症状は、適時相談すべきであり、病状を長引かせないために、自己判断で診断を下したり、薬を使用したりしてはならない。