心電図の電気軸の右方偏位は、プラス90度からプラス180度の間の電気軸の範囲として定義され、生理的および病的状態の両方で見られる。
心電図の偏心は、生理的要因である背が高い、痩せているなどの体格にも関係することがある。 例えば、背が高くて痩せている人は心電図が右偏位することがあるが、これは正常であり心配する必要はない。
病的なケースでは、冠攣縮性狭心症、心筋梗塞、心筋炎、心臓弁膜症、肥大型心筋症、慢性閉塞性肺疾患、肺塞栓症、先天性心疾患やリウマチ性心疾患による右室肥大など、器質的な心臓病の患者に心電図の右偏位がよくみられ、いずれも心電図の右偏位や極端な右偏位がみられることがある。
したがって、心電図軸の右偏位が認められた場合には、さらに心臓超音波検査や関連する臨床検査を行い、患者の病歴と合わせて原因を究明し、積極的な治療対策を講じる必要がある。 具体的な治療は医師の指示に従うべきである。