異常灌流を考慮した肝セグメントS2における動脈相増強病巣

肝S2の動脈相では肝悪性腫瘍や血管腫の可能性が高い。 肝S2セグメント動脈相における増強病巣および灌流異常の存在は、患者の動脈相、門脈相、および遅発相の画像を見ながら具体的に分析し、患者固有の病因を決定する必要がある。 動脈造影がみられ、門脈相および静脈相でさらに造影を行うと急速に消失する場合は、肝悪性腫瘍の可能性を考慮し、α-フェト蛋白の血液検査結果や肝炎・肝硬変の既往歴と合わせて確定診断を行う必要がある。 動脈造影増強があり、門脈相および遅発相でさらに増強がみられる場合は、血管腫の可能性を考慮すべきである。 以上のような患者は、病状を長引かせないためにも、通常の病院を受診し、医師の指導のもと、適時に診察を受けて標準的な治療を受けることが推奨される。