朝の吐き気や酸逆流の原因には、胃食道逆流症(GERD)、胃排出障害、妊娠初期反応などがある。 1.胃食道逆流症(Gastro-Eoesophageal Reflux Disease:GORD):長期のアルコール摂取、長期のチョコレート摂取、肥満などにより、下部食道括約筋の機能障害や食道粘膜のバリア機能が低下し、胃内容物が口腔内に逆流し、酸性の水を吐き出す、すなわち酸逆流が起こることがある。 2.胃排出障害:胃不全、幽門部閉塞などが胃排出障害を引き起こし、夜間の胃酸分泌亢進と相まって、胃酸や胃内容物が胃内に貯留し、朝方に吐き気、胃酸逆流などの症状を引き起こす。 3.妊娠初期反応:妊娠初期の妊婦は、体内のHCG濃度が上昇し、胃酸分泌が減少し、胃排出時間が延長するため、吐き気、嘔吐、胃酸逆流などの症状を引き起こすことがあります。 朝の吐き気や胃酸の逆流の原因は、上記のものに限りませんので、上記の症状が緩和されない場合や、他の症状を伴う場合は、早めに病院を受診し、原因を特定した上で、的確な治療を行ってください。