抗体が高くても甲状腺機能検査が正常であれば、定期的に経過観察し、機能に異常があれば、医師の指導のもとに薬物療法を行う。 甲状腺抗体には、主にチロトロピン受容体抗体(TR-Ab)、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPO-Ab)、甲状腺ミクロソーム抗体(TMAb)、抗サイログロブリン抗体(TG-Ab)などがあり、自己免疫性甲状腺疾患(AITD)の診断や臨床評価の重要な参考となります。 甲状腺機能抗体が陽性であれば、病気の後期には甲状腺機能低下症になる可能性があります。 甲状腺機能低下症は悪寒、疲労、食欲不振、浮腫、無関心などの症状として現れます。 従って、甲状腺機能が正常でも抗体が高い場合は、定期的に経過観察し、甲状腺機能に異常がある場合は、医師の指導のもとで薬を使用し、自己判断で薬を調整してはいけません。