てんかんの治し方

てんかんの中には加齢に伴う良性てんかんがあり、ある年齢を過ぎると自然に改善し、発作が起こらなくなる。てんかん患者の約1/3は通常の薬物治療で治る。症候性てんかんの中には、病気の原因を取り除くことで治るものもあれば、治らないものもある。
1.良性てんかん:例えば、中枢側頭型スパイクを伴う良性小児てんかんは、3~13歳で発症し、9~10歳が発症のピークで、ほとんどの患者は思春期に自然回復する。
2.症候性てんかん:脳腫瘍などによる症候性てんかんの中には、腫瘍病巣を切除すれば治癒するものもある。定期的な薬物治療を一定期間行った後、徐々に薬物を減量・中止することで、根治効果を得られる患者もいる。
3.その他:治らないてんかんもある。主に隠微てんかんの患者さんで、長期の内服薬治療が必要である。 薬物治療が不十分な場合は、病巣切除術、半球切除術、脳梁切開術などの外科的治療も可能である。
ほとんどのてんかんは、系統的な治療によって効果的に改善することができるため、てんかん患者には、医師の指導のもと、適時の内科的治療、標準化された治療を行うことが推奨される。