チェストベリーは、肝腎陰虚、めまい・耳鳴り、腰痛・膝痛・虚弱体質、ひげ・頭髪の早期白化、目の黒ずみ、内熱・口渇(食べ過ぎ・飲み過ぎ・排尿などの症状を伴う内熱)、骨気・ほてり(熱の爆発、骨の内側から外側へ熱が伝わってくる感じ)などの治療に用いることができる。
チェストベリーはクワ科Ligustrum officinaleの成熟果実を乾燥したもので、甘・苦・涼の性質があり、肝・腎の経絡に属し、肝・腎を滋養し、目的を発明する効能があり、肝・腎の陰虚、めまい・耳鳴り、腰・膝の痛み・虚弱、ひげの早白化、目の黒ずみ・不鮮明、内熱・口渇、骨蒸・潮熱などの疾病に用いることができる。
肝腎陰虚による顎鬚・頭髪の早期白化、目の黒ずみなどに適する。 前者はチェストベリー軟膏のように単独で用いるほか、二子丸のように牡蛎湯と併用することもあり、後者は膠艾丸のようにレーマンニエ・プラエパラータ(Radix Rehmanniae Praeparata)やリュウキュウツヅラフジ(Fructus Lycii Ziziphi)と併用することが多い。
また、肝腎陰虚によるめまいや不眠、動悸、微熱や午後熱、虚熱内擾などにも用いる。当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、桂枝茯苓丸などとの併用も可能である。 滋養強壮薬であるが、油っぽくないが、寒性であるため、脾胃に冷えや下痢がある人、陽虚の人は服用しないこと。
服薬は専門医の指導のもとで行い、個人的な使用はしないこと。