中手骨基部の埋没骨折は自然治癒しますか?

中手骨基部陥没骨折が自然治癒するかどうかは、陥没の程度によります。 埋没が軽度であれば自然治癒が可能ですが、埋没が明らかで中手骨基部粉砕骨折になっている場合は自然治癒は望めません。 中手骨基部骨折が軽度であれば、整復とギプスによる外固定を行えば3ヶ月程度で治癒しますが、骨折端が転位していないかどうか定期的に確認し、骨折の回復を促進するために徐々に機能運動を行うなど、定期的な経過観察に注意する必要があります。 中手骨基部の骨折がより重篤で、中手骨基部の粉砕骨折となり、関節面の変位が明らかな場合は、一般に治癒が不可能で、機能障害や外傷性関節炎、指の短縮、骨折治癒時の変形などの合併症を起こしやすいので、このような場合は、手術によって骨折の元の解剖学的構造を回復させ、早期に機能訓練を行い、手の機能回復を促す必要があります。 中手骨基部骨折が埋没している場合は、できるだけ早く整形外科医に相談し、医師の指導のもとに標準的な治療を行う必要があります。