補中益気湯と四君子湯の違い

補中益気湯と四君子湯の違いは、薬物の構成、効能、主治法の違いにある。 1.成分:補中益気湯はハトムギ、カンゾウ、陳皮、アスペルギルス、柴胡、人参、当帰、甘草からなり、四君子湯は人参、カンゾウ、茯苓、甘草からなる。 2.効能:補中益気湯は補中益気・昇陽で沈んだ臓腑を引き上げる作用があり、四君子湯は補中益気・補脾(脾胃の気を整える)の作用がある。 3.効能:補中益気湯は脾胃の気虚、気虚沈下、気虚発熱に用いる。 四君子湯は脾胃の気虚に用いる。 中薬の補中益気湯と四君子湯の副作用や禁忌は教科書にはまだ記載されていない。 必要であれば,症状を診断し治療できる専門医の指導のもとで中医学処方を用いるべきである。