右頭頂葉の石灰化病巣と40年前の脳挫傷は関連性が高いが、ごく一部は脳挫傷とは無関係に後年形成されることもある。
石灰化病巣は、炎症、外傷、出血、腫瘍、寄生虫感染など、さまざまな理由で形成される。
40年前に脳で転倒し、局所的な微小出血を起こした既往歴があると、その後の修復過程で石灰化病巣が形成される可能性がある。 石灰化病巣の位置が外傷性脳損傷の部位と一致する場合は、両者に相関があると考えられるが、部位が一致しない場合は、両者に相関はなく、何らかの理由で後年形成された可能性がある。
右頭頂葉の石灰化病巣は、頭部CTなどの神経画像検査で確認でき、患者には臨床症状がないため、特別な治療を必要とせず、定期的な経過観察が可能である。