鍼治療で甲状腺結節を消すことはできない。 甲状腺結節は、中医学から見ると、肝気滞(肝の気血の運行不良、感情的抑うつ)、肝火、肝腎陰虚(肝と腎の陰の不足)、痰滞・瘀血が主な原因で、肝・脾・腎の機能異常が関係しています。 お灸の働きは経絡を温め、気血を発散させることで、臨床的には脾胃虚寒(脾胃が虚弱で冷える)による胃痛、陽虚による腰痛などの虚寒病の治療に用いられることが多いので、お灸で甲状腺結節を解消することはできません。 甲状腺結節を取りたい患者は病院へ行き、詳しい検査の後、医師に適切な治療法を選んでもらいましょう。 結節が良性であれば、経過観察と甲状腺ホルモン抑制療法で治療できますが、悪性であれば、医師の指導のもとで外科的に切除して治療します。 甲状腺結節のある患者さんは、早めに医師に相談し、医師の指導のもと治療を標準化することをお勧めします。