尿に血が混じる排尿困難頻尿下肢のむくみ何が起こっているのか?

尿に血が混じる、排尿困難、頻尿、下肢のむくみなどは、急性糸球体腎炎、膀胱がん、尿管結石、尿路感染症などが原因と考えられます。
1.急性糸球体腎炎:β溶血性連鎖球菌などの感染により、糸球体出血や滲出液などの炎症性病変が生じ、糸球体内に多量の炎症性物質が沈着し、糸球体濾過閉塞、ナトリウムや水の貯留、上記のような症状を引き起こします。
2.膀胱癌:膀胱組織の悪性病変により、正常組織の損傷、癌組織の壊死、血管の破裂、びらん等の変化により血尿が生じ、癌組織の増殖により膀胱の尿道口が閉塞し、排尿困難や頻尿、水腎症に至る排尿不能の長期化、腎実質の圧迫による腎機能障害、水・ナトリウム貯留、下肢の浮腫が生じる。
3.尿管結石:尿管結石が大きいと、摩擦によって尿管壁が刺激され血尿を引き起こし、さらに結石が尿管閉塞を引き起こし、尿の排出が妨げられて水腎症を引き起こし、最終的に腎機能障害を引き起こすため、上記のような症状が起こります。
4.尿路感染症:細菌やウイルスなどの病原体の感染により、腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎などの尿路感染症が起こると、粘膜の炎症反応により血尿が出ます。
また、尿道粘膜がうっ血して浮腫を生じ、それに伴って尿道が狭くなるため、尿が出にくくなり、頻尿になります。 腎盂腎炎になると水腎症になり、腎実質が圧迫されて水やナトリウムが貯留するため、下肢がむくみます。
尿に血が混じる、排尿困難、頻尿、下肢のむくみなどは、さまざまな要因が関係している可能性がありますので、明確な診断のために医師に相談することをお勧めします。