痰湿と陽虚のどちらを先に調整すべきか

痰湿と陽虚の両方がある場合は、痰湿を取り除き(痰を取り除き、排尿を促す)、脾を強め陽を温める(脾胃を強め、陽気を温める)ことを主治療とし、痰湿がない場合は、陽気を温め脾を強め、痰湿を取り除くことを主治療とする。 陽虚と痰湿は互いに影響し合う。 脾陽が不足すると、脾胃が正常でなくなり、体液の代謝が悪くなり、痰湿や水湿などの病理産物が現れる。 腎陽が不足すると、水飲の温める機能が弱まり、水湿が停滞し、肺陽が不足すると、痰湿も蓄積する。 痰湿の蓄積は肺陽虚の場合にも起こり、痰湿は気の正常な運行を妨げ、陽気の機能である昇温作用に影響を及ぼす。 痰湿が重くない症状緩和期には、脾を強め、陽気を温め、気を益し、痰を払い、湿を促すことを基本に、理中湯、金桂腎気剤、二陳湯などの処方を用いて治療する。 不快な症状が現れたら、すぐに医師に相談し、許可なく薬を服用せず、医師の指導のもとで薬を使用し、症状を遅らせないこと。