電解質は少なければ補給する必要があり、多ければ排泄を促す。
人体の電解質に含まれる陽イオンは主にナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオンで、陰イオンは主に塩化物イオンである。 電解質の異常は、低カリウム血症、高カリウム血症、低カルシウム血症、高カルシウム血症など、臨床でよくみられる治療法が異なる。
低カリウム血症ではカリウムの補給が必要で、軽症の場合はバナナ、オレンジ、サクランボ、オレンジジュースなどカリウムを多く含む食品を多く摂取する。 重症の場合は塩化カリウム徐放錠などの薬剤を経口摂取し、必要に応じてカリウムの補給を点滴で行う。 高カリウム血症ではカリウムを排泄するための利尿やカリウムイオンの内方移動を促進するなどの治療が必要である。
低カルシウム血症の患者にはカルシウム錠剤、高カルシウム血症の患者には利尿剤によるカルシウム排泄、必要であれば血液透析などの治療が必要である。
電解質異常の患者は、電解質、腎機能、関連ホルモンなどの適切な検査を行い、病気の原因を特定し、治療を行う必要がある。