血中クレアチニン105μmol/Lが正常に戻るかどうかは、通常、クレアチニン上昇の原因によって異なります。 生理的な理由や急性腎障害でクレアチニンが上昇した場合は正常に戻る可能性がありますが、慢性腎臓病でクレアチニンが上昇した場合は、治療が間に合わなかったり、治療が効果的でなく病気が進行したりすると正常に戻らない可能性があります。
血中クレアチニンの正常値は、成人男性で53~106μmol/L、成人女性で44~97μmol/Lです。 クレアチニン上昇の原因の中には、患者さん自身の筋肉量が多かったり、一般的に肉を多く食べたり運動量が多かったりすることもあり、生活習慣を改善するとクレアチニンが正常に戻ることもあります。
下痢や閉塞などによる急性腎障害の場合は、原因を取り除けばクレアチニンが正常に戻ることもあります。 糸球体腎炎などの慢性腎臓病による腎機能低下の場合、治療が間に合わなかったり、効果がなかったりして病気が進行すると、クレアチニンが正常に戻らないことがあります。
クレアチニンの上昇が認められた場合は、早めに専門病院を受診し、検査を充実させて原因をはっきりさせ、医師の指導のもと、的を射た治療や処置を行うことをお勧めします。