ドーパミンの通常投与量は?

ドーパミンの一般名は塩酸ドパミン注射液であり、一般的に使用される用量は目的に関係し、利尿・血管拡張作用は0.5~2ug/(kg.min)、強心作用は2~10ug/(kg.min)、昇圧作用は10ug/(kg.min)以上が一般的である。 ドパミンは投与量によって異なる受容体を興奮させ、異なる効果をもたらすため、臨床上の必要性に応じて、マイクロポンプを用いたり、点滴速度をコントロールしたりして投与量を変えている。 1.DA受容体を興奮させる、腎血管を拡張させる、利尿作用:0.5ug/(kg.min)から開始することが多く、徐々に増量して対応する治療効果を得る。 2.β1受容体の興奮、正の強心作用、強心剤:通常、2ug/(kg.min)から開始し、対応する治療効果が得られるまでゆっくりと徐々に増量する。 3.α受容体の興奮、血管収縮、血圧:通常10ug/(kg.min)から開始し、対応する治療効果が得られるまでゆっくり徐々に増量する。 4.重症例では、5μg/(kg.min)から20-50μg/kg.minまで、5-10μg/kg.minの急速な増量で満足のいく結果が得られることが多い。 個人の体質、反応、状態によって、各用量で得られる効果が重複したり、交差したりすることがあるので、専門医の指導のもとで使用する。