ヨウ素は人体に不可欠な元素のひとつであり、ヨウ素添加食塩のほか、魚介類、野菜、果物などの食品に含まれている。
1.魚介類:海藻、昆布、鮮魚、ナマコ、干し貝柱などの魚介類にはヨウ素が豊富に含まれており、例えば干し昆布のヨウ素含有量は24mg/kgである。
2.野菜:ほうれん草、セロリ、キャベツ、ピーマンなどの野菜にもヨウ素が含まれており、その多くは12~201マイクログラム/kgである。
3.果物:ヨウ素を含む果物には、バナナ、サクランボ、オレンジ、柿、パイナップルなどがある。
また、鶏肉、豚肉の赤身、高野豆腐、クルミ、松の実などにもヨウ素が含まれており、食品からのヨウ素摂取は人体のヨウ素の主な供給源であり、ヨウ素欠乏は甲状腺腫、胎児の奇形、流産など多くの問題を引き起こす可能性がある。
中国の内陸部の大部分はヨウ素が不足しているため、ヨウ素を多く含む食品を追加摂取しなければ、一般住民の1日の食品と飲料水からのヨウ素摂取量は体の必要量を満たすことができない。 したがって、水源にヨウ素が多く含まれる地域に住む住民はヨウ素添加塩を摂取する必要がないが、それ以外の地域の住民はヨウ素添加塩を摂取すべきである。
ただし、甲状腺機能亢進症の患者やヨウ素含有製剤を服用している患者は、病気の治療に影響を与えないよう、医師の指導のもとでヨウ素含有食品の摂取を避けるべきである。