腎穿刺生検後24時間以内にベッド上安静を与え、術後6~24時間の間に家族や介護者の助けを借りて寝返り運動を行うことで、患者の快適性を向上させることができる。 ただし、寝返りを打つときに患者が力を入れないように注意する必要がある。 術後24時間経過しても不快感がなければ、ベッドから降りてトイレや洗面など自分の身の回りのことはできるが、激しい運動はできない。 腎穿刺生検は腎臓に対する侵襲的な検査であり、術後はほとんどすべての患者に顕微鏡的血尿がみられ、中には肉眼的血尿がみられる患者もいる。 したがって、出血や血腫形成などを避けるため、術後は活動を控えることが重要である。 また、腎穿刺生検後の患者は、血栓が尿路を塞いで尿路感染症を合併するのを防ぐため、尿路を洗浄する飲水量を増やし、少量ずつ何度も飲水する必要がある。 浮腫、尿量減少などの症状を伴う場合は、医師の指導のもとで飲水量を決める。 腎穿刺生検は専門医の指導のもとで行うことを勧め、術後、違和感があればすぐに医師に伝え、医師の指示に従い治療を行う。