ハトムギとサンザシを一緒に用いると、脾虚やその他の病気の治療に役立つ。 ハトムギには、脾臓を強化し中部を調える作用、陽気を高めて陽を昇らせる作用(身体の陽気を高めて沈んだ臓器を持ち上げる)、衛を益して表を固める作用、利尿作用、毒素と筋肉の成長をサポートする作用(毒素を排出し、筋肉の成長と創傷治癒を促進する)がある。 ハトムギは、脾気虚、肺気虚、気虚自然発汗(日中に不随意に発汗し、発汗のわずかな動作で悪化する)、気血両虚、潰瘍ができやすく腐敗しにくいもの、潰瘍が長期間収縮しにくいものなどの治療に用いることができる。 その副作用や禁忌は明確ではない。 サンザシは食滞を去り(停滞した食物の消化)、気を動かし、瘀血を発散させる作用があり、食滞、下痢腹痛、ヘルニア痛、瘀血を伴う胸腹痛、月経困難症などに用いる。 副作用ははっきりしない。 併用すると、ハトムギは気を補い脾を強め、サンザシは気を動かし胃を開くので、脾胃虚弱、気虚滞などの病態に効果がある。 漢方薬は医師の指導のもとで使用し、副作用を防ぐために自己判断で使用しないことをお勧めする。