ケトン体、数個のプラス記号まで

ケトン体のプラス記号は、一般に尿中のケトン体のプラス記号を指す定性検査で、通常プラス記号が最大4個で強陽性となる。 ケトン体は脂肪の酸化代謝における中間代謝産物で、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、アセトンなどが含まれる。 健康な人の血液中には、少量のケトン体がβ-ヒドロキシ酪酸78%、アセト酢酸20%、アセトン2%の割合で存在する。 肝臓でのケトン体の産生速度が肝外組織での利用速度を上回ると、血中のケトン体が増加してケトン血症となり、過剰なケトン体はケトン尿と呼ばれる尿中に排泄される。 尿中ケトン体検査は、主に糖代謝障害や脂肪不完全酸化の判定・評価に用いられる。 ケトン体検査は、医師の治療指導のもと、適時に病院を受診する必要があります。