天王補心薬と朱砂安神薬は、一般的に同時に服用することは勧められない。 天王補心丸は補血、補陰、精神安定、滋養強壮の作用があり、心臓の陰気不足、動悸(心臓の鼓動が早くなり、パニック発作を伴うことが多い)、物忘れ、不眠、夢過多、腸の乾燥などの治療に適している。 朱砂杏仁丸は、清心滋血、鎮静(鎮静作用の強い薬物を用いて精神を安定させる)作用があり、胸のつかえ、動悸、不眠、夢過多の治療に適している。 上記2剤間に薬物相互作用があるというデータはないが、不眠症のタイプ別に、効果をある程度重視して使い分けることができ、臨機応変に使い分ける必要がある。 天王新薬と珠沙安神薬の禁忌と副作用は明確ではないので、医師の指導のもとで合理的に使用することをお勧めする。