国際前立腺症状スコア(IPSS)は、7つの下部尿路症状と症状の頻度に基づいて前立腺肥大の重症度を定量的に評価するものである。 国際前立腺症状スコア(IPSS)は、1ヵ月間の7つの症状に基づいており、最初の6項目は、不完全排尿の感覚が頻繁にあるかどうか、排尿間隔が2時間未満であることが多いかどうか、切迫感があるかどうか、間欠排尿があるかどうか、排尿を開始するためにいきむ必要があるかどうか、尿線が薄くなっているかどうかである。 これら6項目は、5回の排尿のうち、全くない、1回以下、半分以下、半分程度、半分以上、ほぼ毎回を基準として、それぞれ0、1、2、3、4、5と点数化した。 第7の症状である、就寝から朝までの間に何回排尿のために起きる必要があるかについては、それぞれ、なし、1回、2回、3回、4回、5回を基準として、0点、1点、2点、3点、4点、5点とした。 7つの症状の合計点を数え、0~7点なら軽症、8~19点なら中等症、20~35点なら重症と分類した。 IPSSは下部尿路の重症度を評価し、治療後の効果を評価するためにも使用でき、現在、前立腺肥大の重症度を判定する最良の手段として認識されている。