熟した地黄と生の地黄の違い

熟地黄と生地黄の違いは主に風味・味、効能、注意事項の3点にある。 1.風味と経絡:Radix Rehmanniae Praeparataは甘く、やや温性の風味があり、肝臓と腎臓の経絡に通じ、Radix Rehmanniae Praeparataeは甘く、冷性の風味があり、心臓、肝臓、腎臓の経絡に通じる。 2.効能・用途: Radix Rehmanniae Praeparataは補血養陰(血を養い陰を養う)、益精益髄(精を養い髄を満たす)。 主に血虚黄褐色(血の不足により顔の色がくすんだ黄色になる)、月経障害、腰膝痛圧痛(腰部や膝部の痛みや圧痛を感じる)、盗汗(入眠後の異常発汗や起床後の発汗停止)、精子無力症、肝腎虚弱(肝や腎の虚弱)、精血不足、眩暈に用いる。 耳鳴り; 生津黄は清熱涼血(清熱により血熱を和らげる)、養陰養液(陰を養い、液を生成する)作用があり、主に温毒斑(温熱の毒邪が体内に侵入し、しみ、斑状の皮膚となる)、血熱出血、陰を傷害する熱病、陰虚の熱、液の傷害による便秘の治療に用いる。 3.使用上の注意:脾虚湿滞,腹満,緩便(便が細く,形が整っていない)のいずれも使用には適さないが,熟地黄は,長期間再使用する場合は,陳皮,砂実などと一緒に使用し,胃腸を滋養し妨げないようにすることが望ましい。 注意しなければならないのは、生の地黄も調理した地黄も、服用量は専門の医師の判断が必要で、患者は副作用を起こさないように、勝手に服用量を増やすことはできない。