心房虚血手術後の心筋酵素高値は、心筋損傷や突発性心筋梗塞が原因である可能性がある。
1.手術に関連した心筋傷害:心房虚血手術後に軽度の心筋酵素上昇が起こる場合は、心房虚血手術中の心筋傷害が原因である可能性があり、特別な治療を行わなくても一時的に治癒し、術後の回復後は正常に戻る。
2.突発性心筋梗塞:心筋酵素が著しく上昇し、胸痛、胸部圧迫感、呼吸困難などの心不全症状を伴う場合は、直ちに心電図検査を行い、心筋梗塞の有無を確認する。心電図検査で相応の変化が認められた場合は、必要に応じて冠動脈造影検査を行い、冠動脈の急性閉塞の合併の有無を評価し、必要に応じてステントを留置する。
心房細動後に心筋酵素が高値を示す患者には、医師の指導のもとに治療を行うことが推奨される。