手のひらの熱は、陰虚火熱、脾胃の湿熱などが一般的な原因である。治療は、陰を養って火を減らし、脾を強めて熱と湿を取り除くことで、至白地黄丸や清中湯で治療できる。
陰虚火:手のひらの熱感、五心煩熱(手のひらと足の心臓が熱く、心臓と胸に自責感と熱感がある)、ほてり・寝汗(寝ると異常に汗をかき、起きると汗が止まる)、頬骨の紅潮、口や咽頭の乾燥、めまい、耳鳴り、胸やけ、不眠、便の乾燥と結び付き、短小・赤色尿(排尿量が少なく、色が濃い黄色)などの陰虚火亢の現れで、紫白地黄丸で加味減量して治療する。
脾胃湿熱:手のひらの熱感、発汗、胸のつかえや心窩部充血、食欲不振、吐き気や嘔吐、便がゆるく、粘り気のある不快な便、手足が重いなどは脾胃湿熱の証で、清中湯に加味して治療します。
体調がすぐれないときは、早めに医師に相談し、自己判断で薬を使用せず、医師の根拠ある指導のもとで服用してください。