小児の橈骨遠位端骨折に後遺症はあるか?

小児の橈骨遠位端骨折では、骨折が血管や神経を損傷していなければ、通常、骨折は後遺症なく治癒します。 血管や神経に損傷があったり、骨折の治りが悪かったりすると、状況によっては後遺症が残ることがあります。 橈骨遠位端骨折は小児によくみられる骨折で、骨折線が整復され、血管や神経に損傷がなければ、整復、スプリント、手術による内固定で治癒しても、一般に後遺症は残りません。 橈骨遠位端骨折が成長板を巻き込んでいる場合、骨折治癒後に変形が生じることがありますが、できるだけ良好な整復を行うことで変形の可能性を減らすことができます。 骨折線が整列していなかったり、骨折が複雑であったりすると、癒合しないことがあり、さらに血管が損傷していると、骨・筋膜コンパートメント症候群を引き起こし、切断に至ることもあります。 神経が損傷された場合、例えば尺骨神経が損傷された場合は爪状の手、正中神経が損傷された場合は猿のような手など、損傷された神経によって異なる症状が現れます。 小児の橈骨遠位端骨折では、後遺症が残らないように、早めに病院に行って診察を受け、検査を改善し、定期的な治療を受けることをお勧めします。