心拍数が1分間に90回であれば、通常、メトプロロールの服用を中止する必要はないが、シック洞結節症候群、低血圧、急性心筋梗塞などを合併している場合は、服用を中止する必要がある。 メトプロロールは高血圧、慢性心不全などの治療に使用される。 この薬は心臓に特異的な受容体を興奮させ、心拍数の減少、心拍出量の低下、血圧の低下をもたらす。 心拍数90回/分は正常心拍数の範囲内であるが、正常値の上限に近いため、メトプロロールは心拍数をコントロールすることができるので、急いで使用を中止することは勧められない。 ただし、血小板減少、幻覚、頭痛、知覚異常、有痛性筋痙攣、耳鳴り、四肢冷感、パニック、失神などの副作用が発現した場合には、臨床医の指導のもと、本剤の中止の必要性を判断することが推奨されるので注意が必要である。 心原性ショック、シック洞結節症候群、II度以上の房室ブロック、急性または重症の代償性心不全、徐脈、低血圧、薬剤過敏症の場合は、本剤の使用は禁忌である。 メトプロロールの使用中止の必要性については、臨床医の総合的な判断が必要である。