アルコールは、感染した傷には外側から内側へ、清潔な傷には内側から外側へ消毒するために使用される。 消毒に使用するアルコールの濃度は約72%である。 創傷のアルコール消毒は、開口していない非開腹創により適している。 刺激が強いため、開放創に使用すると大きな痛みを生じることがある。 開放創に対しては、ポビドンヨード、生理食塩水、過酸化水素水などの刺激の少ない液体を消毒に使用することができる。 アルコール消毒は、創傷を半径5cmの重心にして行う。 消毒の順番は、感染創や汚染創では外側から内側へ、清潔創では内側から外側へ行う。 消毒の頻度は2~3回とする。 アルコールにアレルギーのある人は、消毒にアルコールを使用してはならない。