ふくらはぎの骨が押されると痛む場合は、軟部組織の損傷、骨折、変形性関節症、骨髄炎、心疾患、腎疾患などが考えられるので、関連する診療科を受診することを勧める。 外傷や過度の運動によるふくらはぎの軟部組織の損傷は、局所の腫脹を伴う疼痛を引き起こすことがある。 整形外科を受診し、安静、局所の温湿布、理学療法(短時間のマイクロ波)、鎮痛薬(イブプロフェンカプセル、フルルビプロフェンエステルクリーム)の塗布、腫脹を抑える薬(板龍気剤)の塗布を行うことを勧める。 骨折は外傷や病的な理由(腫瘍)で起こることがあり、圧迫による痛みがある場合は、骨折の整復を行い、絆創膏による外固定と鎮痛剤の内服を行う。 骨折の整復が不十分な場合は、手術が勧められる。 局所腫瘍の場合は、骨を削った後に骨移植と内固定を行う。 腫瘍が悪性の場合は、局所骨切り術が推奨される。 骨髄炎は局所骨圧迫痛のほか、発熱、局所体温上昇、副鼻腔膿を伴う急性期を伴うので、穿刺排膿、抗生物質(バンコマイシン)の内服、鎮痛剤の内服を推奨する。 必要であれば、手術によるデブリードを行う。 心疾患や腎疾患では、ふくらはぎ部の腫脹、圧迫痛、圧迫による局所軟部組織の陥凹が生じることがあるので、循環器内科や内分泌内科を受診することを勧める。 ふくらはぎの骨を押すと痛む場合は、積極的に医師の診断を受け、医師の指導のもと治療を行うことをお勧めします。