風熱咳嗽と風寒咳嗽は2つのタイプの咳嗽で、その原因、臨床症状、舌苔によって区別できる。 風熱咳嗽は、肺を侵す風熱によって起こる咳嗽で、一般的な症状は、黄色い粘稠な痰や咳き込みにくい濃厚な痰を伴う咳、黄色っぽい膿の鼻汁、咽頭痛、黄色い尿、乾燥便、口渇、赤い舌、薄い黄色い苔などで、参朮飲の経口服用で治療できる。 この処方は風寒咳嗽のある人には適さない。 風寒咳嗽とは、風寒が肺を襲って起こる咳嗽で、一般的な症状は、薄い白色の痰を伴う咳嗽、咽頭の掻痒感、頭痛、鼻づまり、鼻水、寒気(風邪の恐れ)発熱、体の痛み、発汗がない、舌に薄い白色の被膜があるなどである。 陰虚労咳、肺熱咳嗽には止咳を用いない。 咳がなかなか治まらない場合は、早めに病院を受診し、病気の原因をはっきりさせ、的を絞った治療を行うことを勧める。