心原性水腫は、心疾患のさまざまな原因によって心不全が生じたときに生じる水腫で、全身性の水腫と限局性の水腫がある。 初期症状は通常あまり目立たず、左心不全による肺うっ滞症状と右心不全による体循環うっ滞症状として現れる。 1.左心不全による肺うっ血の症状:労作時の呼吸困難、夜間の発作性呼吸困難や横臥後の空咳、安静時呼吸困難、座位呼吸困難などがよくみられる。 2.右心不全による体循環うっ滞症状:水腫、腹部膨満感、食欲不振などの消化器症状を伴うことが多い。 上記の症状のいずれかがあれば体積過多を示唆し、打撲症状がなければ正常な体積状態を示唆する。 皮膚の弾力性低下、乾燥、目のくぼみを伴う場合は、容積不全を示唆する。 通常の病院で診断を受け、肺CT、心電図、BNPによる積極的な治療を行うことが推奨される。