両側甲状腺結節はどの程度の大きさまで有害なのか

両側甲状腺結節は、甲状腺の両葉にできる多発性結節とも呼ばれ、主な危険性としては、甲状腺機能への影響、圧迫症状、がんなどがあります。
1.甲状腺機能への影響:機能性甲状腺結節の中には、甲状腺機能異常と合併するものがあります。 甲状腺結節が甲状腺機能亢進症と合併している場合は、医師の指導の下、メチマゾールなどの抗甲状腺剤を内服する必要があります。
2.圧迫症状:両葉の甲状腺結節が比較的大きい場合、気管が圧迫されると咳、息切れ、呼吸困難などの圧迫症状が出やすく、喉頭再入神経が侵されると構音障害、食道が圧迫されると嚥下障害や痛みなどの症状が出やすくなります。
3.癌:甲状腺両葉の多発結節に悪性化傾向がある場合や甲状腺癌を合併している場合は、リンパや遠隔臓器への転移があり、頭痛、胸痛などの症状が出現することがあります。
甲状腺両葉に多発性結節があるとはっきり診断された患者さんは、通常の病院で適時診察を受けてください。