通常、子宮内膜の癒着は自然治癒しないので、医師の処方による適切な治療が必要である。 臨床症状がなく、妊孕性を必要としない患者や、月経量は少ないが妊孕性を必要とせず、月経困難症や子宮出血を伴わない患者に対しては、治療の必要はなく、経過観察が必要であるが、子宮内膜癒着は一般的に自然治癒することはない。 不妊症、流産を繰り返す、月経量が少ない、妊孕性が要求される患者に対しては、子宮の正常な構造と機能を回復させるために子宮鏡下子宮癒着剥離術を行い、術後に内服薬や子宮腔内に癒着防止器具を入れることで癒着の再付着を防ぐことができる。 子宮内膜の癒着がある患者は、病状を長引かせないためにも、医師の指導のもとで明確な診断と標準的な治療を受けるために、定期的に病院を受診することが推奨される。