化学療法で脚が腫れるのはなぜ?

化学療法後の脚のむくみは、心機能不全によるものかもしれないし、低タンパク血症や大量の水分補給によるものかもしれない。 1.心機能不全:化学療法薬には、抗腫瘍薬などある程度の心毒性があり、繰り返し使用することで患者の心臓に何らかの損傷を与え、心機能が低下するため、循環障害が生じ、血管のあざや浮腫が四肢に現れることがある。 2.低タンパク血症:化学療法後には多くの毒性副作用が起こるが、最も一般的なものは胃腸反応で、栄養補給が不十分となり、血液中のアルブミン濃度が低下し、血漿コロイド浸透圧が低下し、体が浮腫む。 3.大量の水分補給:化学療法薬の中には、腎毒性を軽減するために大量の水分補給を必要とするものがある。 適時に排泄されない大量の水分補給は、下肢の浮腫を引き起こすことがある。 化学療法後に下肢の浮腫が生じた場合は、医師と連絡を取って原因因子を明らかにし、医師の指示に従って対症療法を行うことが推奨される。