鶏の金は頻尿の治療に使用できるか?

鶏内仁には頻尿を治す効果はないが、食滞(食べ物が消化されずに胃に停滞すること)が治らない、小児下疳(小児の慢性疾患で、体の衰え、飲食異常、腹部膨満感、髪が薄くなり黄ばむなどの症状が現れる)、遺尿症、精子無力症などに用いることができる。 鶏内仁はキジ科の家禽の砂嚢の裏を乾燥したもので、薬にも食用にもなり、漢方薬として用いる場合は脾・小腸・胃・膀胱の経絡に属する。 薬効は平性で甘味がある。 胃腸を丈夫にして食物の停滞を除く作用、淋病の流れをきれいにして結石を溶かす作用、精子を収斂させて射精を止める作用(精液を固めて精子無力症を防ぐ)などがある。 食滞、小児下疳、嘔吐・下痢、胆嚢脹満・疝痛(疝痛・肋骨部の痛み)、石状跌打(排尿時に砂や結石を排出する、または突然排尿が中断する、尿道の痛み、耐え難い腰部・腹部のけいれん痛)、収斂痛に用いることができる。 本品は尿崩症、精子無力症にも使用でき、尿崩症の治療にはクスクス、ラズベリー、カトルボーンと併用されることが多い。 本剤の副作用は明らかでなく、脾虚で積滞のない場合は慎重に使用する。 自己判断で使用せず、頻尿などの不快感がある場合は病院へ行くことを薦める。