慢性前立腺炎にアモキシシリン?

アモキシシリンは感受性の高い細菌に起因する慢性前立腺炎の治療に有用であるが、慢性前立腺炎の治療に選択される抗菌薬ではない。
アモキシシリンはペニシリン系の抗生物質に属し、アスペルギルス・キメラ(Aspergillus chimera)、大腸菌(Escherichia coli)、フェカリス菌(Enterococcus faecalis)による泌尿生殖器感染症などの疾患に使用できる。 慢性前立腺炎は生殖系感染症に属し、アモキシシリンに感受性のある病原体に感染した場合、本剤の使用は治療効果が期待できる。
しかし、臨床アモキシシリン耐性率は比較的高く、アモキシシリンは前立腺内部に入って作用することは容易ではない。 慢性前立腺炎の治療に選択される抗生物質としては臨床的に適応がない。 前立腺液の培養結果や薬剤感受性によって抗生物質を選択するのがベストである。
アモキシシリンの副作用には、下痢や吐き気、発疹などがある。 アモキシシリンはペニシリンアレルギーには禁忌である。 アモキシシリンはペニシリンアレルギーには禁忌である。