卵巣過剰刺激症候群では、腹水、卵巣肥大などを呈することがあり、水分補給、血液量の補正、低蛋白血症の補正、電解質の補正、腹部膨満の緩和などの対症療法が必要である。
卵巣過剰刺激症候群で、腹水や水胸が多量にあり、尿量が減少し、卵巣径が10cm以上の患者は重症と考えられ、一般に入院が勧められる。 入院後は、血液量の補正、低蛋白血症の補正、電解質バランスの維持のために定期的に電解質のモニタリングを行い、腹水や水胸が多量にあり、症状が明らかな場合は穿刺排膿を行う。
卵巣過剰刺激は、排卵刺激後の生殖補助医療技術の主な合併症の一つであり、排卵後の急激な体重増加、胃腸の不快感、胸部圧迫感、排尿や無尿などの不調があれば、時間内に病院に相談すべきである。