第2度アデノイドと第3度扁桃の手術の必要性は、病態から判断すべきである。 以下の適応を満たす場合は手術を行う。 1.扁桃手術の適応 (1)急性扁桃炎を繰り返す場合、または扁桃炎によるその他の感染症がある場合。 (2)扁桃が過度に肥大し、食事、呼吸など通常の生活に支障をきたすもの。 (3) 原因不明のリンパ節腫大を伴うもの。 (4)ジフテリアキャリアで手術以外の治療が無効な場合、扁桃を摘出して治療と経過観察を続けることができる。 (5)原因不明の微熱や腫瘍などの扁桃関連疾患。 2.アデノイド手術の適応 (1) アデノイド肥大による開口呼吸、いびき、閉塞性鼻音、難聴を伴う分泌性中耳炎、耳から膿が出る化膿性中耳炎、鼻腔や副鼻腔の炎症を伴うもの。 (2)硬口蓋弓が高く、歯並びが悪いなど、アデノイド顔面が形成されている。 手術の適応がなければ、当分の間経過を観察し、違和感や状態の変化があれば、早めに受診する。