スコポラミンは抗コリン薬で、胆道疝痛、有機リン中毒、微小循環障害などの治療に用いられる。 スコポラミンはアセチルコリンのM受容体作用に拮抗し、平滑筋のけいれんを緩和し、有機リン中毒の症状を抑制する。 臨床では、主に胆道疝痛、消化管痙攣の治療に使用される。 また、有機リン中毒の治療にも使用できる。 脳動脈血栓症、脳血管攣縮、閉塞性血管炎にも一定の治療効果がある。 ただし、頭蓋内圧亢進、急性脳出血、緑内障、前立腺肥大症の患者にはスコポラミンを使用してはならない。 また、顔面紅潮、口渇、目のかすみ、心拍数増加などの副作用が現れることがある。 本剤は無許可で使用すべきではなく、遅れないように医師の指導のもと、処方されたとおりに使用する必要がある。