冠心丹心点滴薬と複方丹心点滴薬の違い

冠心丹心滴片と複方丹心滴片の違いは、薬の成分、副作用、禁忌に違いがあります。 1.冠心丹心滴片:サルビア(Salvia miltiorrhiza)、田七人参(Panax ginseng)、降香油(Descending Fragrant Oil)を主成分とする。 効能は活血化瘀(血液の循環を促進し、体内の瘀血を取り除くこと)、調気解痛(気の滞りを解消して痛みを和らげること)。 気滞・瘀血(気の巡りが悪いために血が滞ること)が原因で、胸が痞え、パニック障害や息切れを伴う胸痺(胸が痞えるような痛み)や心窩部痛(心臓の前面が痞えるような痛み、あるいは背中全体の胸痛で横になれないような痛み)に用いる。 上記のような症状を伴う冠攣縮性狭心症には本剤が有効である。 本剤の副作用と禁忌は明らかではない。 妊婦には慎重に使用すべきである。 2.複方丹参打錠:複方丹参、田七人参、氷錠からなる。 気血瘀滞による胸痺(胸痛)で、胸が締め付けられるような痛みと前胸部の刺すような痛みがある場合に用いる。 冠攣縮性狭心症では、上記のような症状が見られた場合、この薬で治療することができる。 本剤の副作用としては、悪心、嘔吐、消化不良、胃痛、腹部膨満感、下痢、めまい、頭痛、発疹、かゆみなどがある。 製品および製品に含まれる成分にアレルギーのある人には禁忌である。 妊娠中の女性、授乳中の女性、アレルギー体質の人、脾胃虚証(脾胃が虚弱で冷え症)の人は注意して使用する必要がある。 このように、上記2つの医薬品は、薬物組成、副作用、禁忌の違いを除けば、効能効果に大きな違いはない。 冠心丹心点滴薬と複方丹心点滴薬は、専門医の指導のもとで使用し、副作用を避けるため、やみくもに自己流で服用してはいけません。