前置胎盤の正確な病態は明らかではなく、血管病変、外傷、子宮内圧の急激な低下などが関係していると考えられている。 1.血管病変:妊婦自身が妊娠高血圧症候群、レイノー症候群などの血管疾患に罹患している場合、前置胎盤になりやすい。 2.外傷:妊婦が腹部外傷を受けた場合、子宮が急激に伸展または収縮し、胎盤が子宮壁から剥離し、前置胎盤となることがあります。 3.子宮内圧の急激な低下:子宮腔内の圧力が急激に低下すると、子宮が急激に収縮し、胎盤が子宮壁とずれて胎盤早期剥離を起こすことがあります。 子宮内圧が急激に低下する原因としては、正期産での早期の膜破裂、羊水過多、人工的に膜を破った後の羊水の急激な流出などが考えられます。 前置胎盤になった場合は、早めに医師に相談して原因を突き止め、医師の指導のもとで適切な治療を行い、症状を長引かせないようにすることをお勧めします。