肝火亢進の小児は、夏桂草、菊花などの煮汁を飲用してもよいが、薬の煮汁の効果は限定的で、薬物治療の代用にはならない。 1.夏桂草は清熱(体内の熱と火を取り除く)、明目、散結、消腫の作用がある。 主に目の充血と腫れ、頭痛とめまい、眼球の夜間痛、瘰癧(主に頸部リンパ節結核を指す)、胆腫(甲状腺腫瘍に相当)、癰腫脹痛に用いる。 脾胃が虚弱な場合は注意が必要である。 2.菊花は、風熱散寒、清肝明視(肝火を清め視力回復を促す)、清熱除毒(体内の熱や毒素を取り除く)などの作用がある。 風熱の風邪、温病の初期症状、目の充血やかすみ、カンゾウや毒素の腫れなどの治療に用いることができる。 注意しなければならないのは、子供の肝火が強い場合は、正規の医療機関で診察と治療を受けることを勧め、不快感を与えないように、無許可で湯を沸かして飲ませるような使い方はしないことである。