心室細動の発症が生命を脅かすまでの期間

心室細動は通常、速やかに治療しなければ生命を脅かし、その持続時間は4~6分である。
1.心室細動は最も重篤な不整脈であり、発作時には心臓の心室が1分間に250~600回の速度で急速かつ無秩序に拍動する。
2.心臓は正常な駆出能力を失い、その結果、心音や脈拍が弱まったり消失したりし、重要な臓器、特に脳への血液供給が減少する。 血液供給喪失後4~6分以内に不可逆的な脳障害が生じ、数分で生物学的死に移行する。
3.心室細動の原因は、心臓由来と非心臓由来に分けられる。 心臓由来の心室細動の最も一般的な原因は冠動脈性心疾患で、心筋虚血は心室細動を誘発しやすい。一方、非心臓由来の心室細動は、重度の電解質・酸塩基平衡障害、溺水・感電、中毒・アレルギー、手術事故などが原因となる。
心室細動が起こったら、直ちに120番通報して救急搬送し、直ちに心肺蘇生と除細動を行う。 病院に搬送されたら、さらに蘇生措置と蘇生後の治療を続ける。