特に濃い痰は、肺炎、慢性気管支炎の急性増悪、感染症を合併した気管支拡張症に関連することがある。 1.肺炎:肺の中で病原体が増殖し、肺組織のうっ血と水腫が生じ、多くの炎症性メディエーターが放出される。 そして、体の免疫系を活性化し、多数の白血球を動員して死後の病原性微生物を貪食し、濃い痰を大量に咳き込む。 2.慢性気管支炎の急性増悪:気道に慢性的な炎症が持続するため、痰を吐く。 急性増悪時には、病原体が増殖し、粘膜を刺激して多量の分泌物を出すため、やはり多量の濃い痰が出る。 3.感染を伴う気管支拡張:気管支の化膿性炎症と線維化のため、多量の黄色い痰を喀出し、発熱、喀血などの症状もみられる。 痰が濃い場合は、他の病気と関連している可能性もありますので、早めに病院へ行き、原因をはっきりさせ、医師の指示に従い、適時に治療することをお勧めします。